028等伯を歩く「等伯の原点、祭りが見せた七尾の歴史図」

2011年　182㎜×257㎜　イラストボード、アクリル絵具

能登に生まれし、ふたりの絵師　　　　　　　　　　

　国宝『松林図屏風』の傑作で知られる能登出身の長谷川等伯と、４００年の時を超え、故郷を同じくして現代に生きる画家・西のぼる。能登の風土に育まれ、地方のハンディを克服して全国に名を馳せ、人の心を打つ作品を世に送り出す絵師という点で、ふたりは共通する。長谷川等伯と西のぼるの画業として筆を握る者ならではの絵筆に込めた篤い思いに能登の地味や自然が原風景にある。もう一人の絵師「西のぼる」の精神世界をご堪能下さい。
　　　　　　　　　　　　　　　　郷土史家　西出康信

石川県七尾美術館（西のぼる個展案内状より一部抜粋）

＊実物に「Sample」の文字は入りません